モンゴル ウランバートルのすゝめ 食事と宿泊編
しゃぶしゃぶのルーツの地で日本式しゃぶしゃぶを食べる
食事は、ウランバートルに滞在したのが最終日だったこともあり、ガイドさんがモンゴル料理には飽きただろうと取り計らってくれたので
モンゴルの日本式しゃぶしゃぶ店にてとりました。
モンゴルで流行っているようです。カラオケも町にあふれてました。
綺麗な高層ビルを上がると、白木の鳥居があり(!?)それをくぐって店内に入ります。
映画でよくあるトンデモ日本って感じの内装で料理も少し心配になります。
出てきた料理はこちら。
中国の薬膳鍋が混ざっている気もしなくないですが…大体しゃぶしゃぶでした。
ガイドさんいわく、お湯に味がついている方が好まれるからだそうです。
締めにはそばまでついてきます。
お肉は、牛、豚、羊。ここはモンゴルっぽいですね。水餃子もありました。
野菜も籠にたっぷり入っています。4人で食べたんですが、全然食べきれませんでした。
変わっていたのがしゃぶしゃぶのタレで、ゴマダレと醤油っぽいタレがあったのですが、ゴマダレが少し味噌風味でコクがあって美味しかったです。
薬味も日本だと大根おろしやもみじおろし、ネギといったところですが、
パクチーがあってこれが意外とさっぱりと食べられて、
すっかりハマってしまいました。
日本のしゃぶしゃぶ屋さんでも薬味に追加してほしいぐらいです。
モンゴル料理に飽きてきたら、モンゴルアレンジされたしゃぶしゃぶはいかがでしょうか。
ところで、しゃぶしゃぶってルーツを辿るとモンゴルに行きつくって知っていましたか。
しゃぶしゃぶは第二次世界大戦で軍医として北京に赴いていた吉田璋也が北京で知ったシュワンヤンロウという羊肉の鍋料理を、京都祇園の店主に教えたことで日本化され、
しゃぶしゃぶの原型である「牛肉の水炊き」となり、後に「しゃぶしゃぶ」という名になったと言われています。
この北京のシュワンヤンロウが、モンゴルで極寒の冬に凍った肉をそぎ落として食べていたのが元なんだとか。
しゃぶしゃぶがモンゴルで流行っているのも不思議なことではないのかもしれません。
詳しくはこちらの記事をどうぞ。興味深いです。
大浴場付きの日系HOTEL
海外旅行でどうしても耐えられなくなることがあります。
それはお風呂です。私は旅行は好きですがユニットバスが嫌いです。
海外旅行先で、手足を伸ばしてゆっくり湯船につかりたい!と思うことがあるのではないでしょうか。
ウランバートルにある日系ホテル「FLOWER HOTEL」は、日系らしく大浴場がついています。案内なども日本語表記が充実しています。
大浴場の入り口にあるカウンターで部屋番号と名前を書いてから入ります。
脱衣所や浴室も清潔です。シャワーがなかなかお湯が出ませんが、これはモンゴル全体の傾向のようです。
サービスも良く、ホテルマンの印象も良かったです。
客室内では無料Wifiを利用できますし、NHKの視聴もできます。
滞在時にエレベーターが故障して、毎回5階まで上り下りしなくてはならなかったのだけ除けば本当に快適でした。
ウランバートルでの宿泊を考えている方にはぜひお薦めします。
次から郊外に移ります。