名のない猫の平凡な日々

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京都「文の助茶屋」で絶品きなこの田舎氷 

最近暑いですね

夏と言えばかき氷ですが、今回は京都のおススメかき氷を紹介します。

 

京甘味の老舗 文の助茶屋

文の助茶屋とは、

秀吉の守本尊、三面大黒天の茶所にて明治末期、

人情ばなしの落語曽呂利新左衛門の門弟二代目桂文之助

境内に長年愛用した扇子を納めた扇塚を建てたのが所以で

甘酒茶屋を始め、高座引退後風流三昧にその晩年を送りました。

其後甘酒茶屋も人呼びで「文の助茶屋」となり、東山界隈を散策する旅人で賑わいました。

とのことで、明治から始まる京甘味のお店です。

二年坂近くに本店があり、他にも清水店など何店舗かあります。

おススメは風情溢れる本店。八坂の塔のすぐ近くです。

 

看板商品はわらび餅と甘酒。

 

 

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ここのわらび餅はニッキが使われていて、弾力もほどよくあるのにプルプル!

南九州の本わらび粉を使うことで可能な食感だそう

 

趣きある庭で喧騒を忘れる

門をくぐって中に入ると

風情溢れるお庭に縁台がいくつもおかれています。

緋毛氈と赤い和傘の縁台もありました。

通りは観光客がひっきりなしに歩いているのですが、門をくぐると喧騒を感じません。

建物や庭も趣があって、江戸時代にタイムスリップした気分が味わえます。

もちろん茶屋の建物の中にも席があるので雨の日や日差しが強い日でも大丈夫です。

でも天気が良ければ外の縁台がおススメ。

行った時は結構日が強い日だったのですが、庭木のおかげか外の縁台でも快適に過ごせました。

 

名物のわらび餅とたっぷりのきなこを楽しめる「田舎氷」

頼んだのはこちら、本店限定の「田舎氷」

名物のわらびもちを中に入れ、きなこみつをかけた上に、

きなこアイスと白玉をのせたオリジナルかき氷です。

ふわふわの氷にたっぷりかけられたきな粉蜜が最高に合う!

上に載っているきなこアイスも濃厚です。

京都というと抹茶スイーツは沢山ありますが、きな粉は珍しいのでは??

氷を食べ進めていくと、中から大きなわらび餅が三個ぐらいゴロゴロと入っていました。

ほんのり感じるニッキの味がアクセントになって、大きめサイズですが飽きずに食べることが出来ました。

外の縁台で食べるかき氷は風情たっぷりです!!

 

連れはあんみつを注文

こちらのわらび餅は抹茶味。

抹茶が濃くて美味しい。

 

行くなら午前中orお昼時がおススメ

ガイドブックにも度々

 

取り上げられているので、おやつ時には結構混雑していました。

席数はあるので混雑時もすぐ入れそうでしたが、

まったりはできないかな…という印象。

逆にお昼時は皆他のところへお昼を食べに行っているのでガラガラ。

私は12時頃行ったのですがお客さんが誰もいませんでした(!!!)

お庭を見ながらまったりするなら人のいないこの時間帯がおススメです。

 

店舗情報

文の助茶屋

住所:京都市東山区下河原通東入八坂上町373

営業時間:午前10時半~午後5時半(午後5時半L.O)

定休日:不定休(お正月、祝日、シーズン中は休みなし)

アクセス:京都市営バス・206号(祇園方面・D2乗場)、又は100号

     「清水道」下車徒歩約6分。

HP:

京甘味 文の助茶屋│粋様参る無粋な店